実家がゴミ屋敷、とまではいかないものの、足の踏み場もないほど散らかった状態でした。特にキッチンはひどく、シンクには洗い物が山積み、床にはゴミ袋が散乱し、冷蔵庫の中は賞味期限切れの食材で溢れかえっているような状況。そんなキッチンを見て見ぬふりをして数年が経過していましたが、ある日、一念発起して大掃除を決行しました。まず、ゴミ袋を大量に用意し、明らかにゴミと判断できるものをどんどん捨てていきました。賞味期限切れの調味料、干からびた野菜、いつのものかわからない冷凍食品など、容赦なく処分。次に、シンクに溜まっていた食器を洗いました。何日も放置された食器は、汚れがこびりついていて、洗うのも一苦労。熱湯と洗剤を駆使し、時間をかけて丁寧に洗いました。食器を洗い終えたら、シンクやコンロ周りの油汚れを落とします。重曹やセスキ炭酸ソーダなどのナチュラルクリーナーを使い、環境にも配慮しながら掃除を進めました。床に散乱していたゴミ袋を片付け、床を拭き掃除。最後に、冷蔵庫の中身を全て出し、棚板やドアポケットなどを丁寧に拭き掃除しました。賞味期限切れの食材は処分し、残った食材は種類ごとに整理して収納。この大掃除を通して、ゴミ屋敷化寸前だったキッチンは見違えるほど綺麗になりました。綺麗になったキッチンを維持するために、毎日少しずつ掃除をする習慣をつけました。食器はすぐに洗う、ゴミはこまめに捨てる、冷蔵庫の中身を定期的にチェックするなど、簡単なことばかりですが、継続することでキッチンの清潔さを保つことができています。今回の経験から、どんなに散らかったキッチンでも、諦めずに掃除をすれば必ず綺麗になるということを学びました。そして、日々の小さな積み重ねが、ゴミ屋敷化を防ぐ最も効果的な方法であると実感しました。
Proudly powered by WordPress. Theme by Infigo Software.